自分でコントロールしている感覚で生きる
こうしてインターネットで情報を検索して調べものをしたり、動画サイトで情報を得たり、SNSで「いま」起きていることを知ったり、情報を入手することは本当に手軽になりました。
またその情報は入手する、あなたに向かった一方向ばかりではなく、SNS、動画サイトではあなたから世界に向けて発信することも手軽にできるようになりました。しかも動画映像だけでなく音声だけの選択もその目的に応じて選択することが可能になりました。
望む望まない、好き嫌いにかかわらず、すでに情報は双方向で瞬時にやり取りされています。今この瞬間の双方向の情報量は新聞、大手メディアのテレビやラジオによる一方向の情報しかなかった20年前とはまったく様相がかわってしまいました。
何が大きく変わってしまったのでしょうか?
わたしは一番大きく変わってしまったのは、生きていく時間の進む速さではないか、と考えています。
実際の時間が速くなっていることはありませんが、単位時間当たりの情報量が数百倍になっていることを見ると、逆に自分を通り抜ける、一情報単位当たりの時間がものすごく短くなっていると言えると思います。
私たち人間の情報処理能力が数百倍になっているとも感じませんから、結果的に情報に対する時間が非常に速い速度で勝手に進んでいるようになっているのです。
あなたは録画してたまっているドラマを倍速でご覧になっていませんか?YouTubeの情報動画を倍速で見ていませんか?
すでに私たちは「いまこの瞬間」を切り取った情報に大きな影響を受けてしまっています。
そうなんですね、気づかぬうちに私たちはとても主観的になっていて「いま」「ここだけ」「私だけ」 という軸で物事を見たり、聴いたりして判断してしまっているのです。
一方で私たちが暮らしている実際の感覚は「時間は連続して流れている]という連続性が根底にあるように思います。
今はちょっと前の過去がないと存在しないし、未来は今がないと何もおきません。
私たちの身体は、一人ひとりがご自身の思い出や人生を語る「場」であると考えてみます。
そうすると、過去の知識や経験は、あなたの身体を媒体として生き続けていると気づきます。
時間の捉え方を、立方体であると考えてみます。現在には、幅があると見えてきます。
過去、現在、未来は、連動しています。過去は、身体の記憶として「いま」の中に存在しています。
過去と今は、混在して身体に記憶されていくのです。
このようにとらえると、実は「未来の先取り」も身体の中に存在できるのです。身体は、未来予測を可能にしています。
なんだか難しくなってきました。これ以上は、「現象学」という世界でご確認ください。
要するにあなたは、過去、今の認識をすることができるどころか未来予測も出来るのです。あなたの身体が備えているのです。
その未来予測する機能を。その機能を認識した上で、先ほど、私たちはとても主観的に生かされていると示しました。
そこで、あなたに質問します。
「あなたは何をしたいですか?」
あなたの身体に聞いています。
すごーく主観的な思いや、あなたの物語は何と言っていますか?
そうなんです、自分でコントロールする人生はすなわち、とても主観的に考えるあなたの物語なんです。
自分でコントロールしている感覚で生きる物語が生まれざるを得ない理由がここにあります。
と言われても、自分の身体が答えてくれるのか???ちょっと難しいなと感じるでしょう。
それで構いません、DI-T's FPがフォローします。でもできるなら、できるだけ確実に、できるなら未来を見つめて歩みたいと思うのではありませんか。
いわゆる夢物語じゃしかたないし、時間を掛けて考えても実行できないんじゃ意味がないですよね。
未来を予測する機能を備えているあなたが、これからの未来をご自身でコントロールして活き活きと暮らしていく、あなたのためのオーダーメイドライフシナリオを作っていきたいと思います。
それでは、そんな未来設計図を作りに行きましょう。