ライフプランって必要なの?

今から35年後に2020年を振り返ると「健康が人生戦略の第一位」となった元年に位置付けられるのではないでしょうか?
はっきりと心身ともに健やかに暮らす日々が、どれだけの幸せを生み出すのか、またその価値がどれだけ高いのかを体験するとともに深く納得したと思います。

人それぞれ様々な価値観が生まれている今、人生100年時代と言われる中でも「長生き」の価値を再定義する議論は必要になってくるでしょう。しかし、できれば健康で暮らしていきたいという願いは、ほぼほぼ共感を得られる目標でしょう。そのためにあなたも生活に運動を取り入れたり、健康食品、サプリメントを食したり、健康のための何かに取り組んでいることでしょう。

「生命表」(構成労働省)によると1947年の平均寿命は50歳代ですが、2019年には、男性81.4歳、女性87.5歳に到達し、前年に比べてそれぞれ0.16歳、0.13歳延びているという状況があります。このデータから推察すると、30数年後には平均寿命は、100歳に到達すると言えるかもしれません。

ここで「平均寿命」の定義を明らかにしておきます。「平均寿命」は「0歳時における平均余命(ある年齢の人々が、その後何年生きられるかという期待値)」を表す意味のものです。言い換えると「0歳児が何歳まで生きられるかを統計的に予想した数字」ということです。

2019年(令和元年)の平均余命のデータ(令和元年簡易生命表より)から、2019年時点の年齢が50歳の方の平均余命は32.9歳ですので、
平均して50歳の人は、約83歳まで生きられるという目安になります。

このように、長寿の環境になっているのは「公衆衛生の改善」と「医療環境の充実」が図られ、特に赤ちゃんの亡くなるケースを減少させることに成功し、0歳の平均余命を延ばすことが出来てきたからと言われています。

ライフプランは、将来に向けてワクワクしながら未来の生活設計のシミュレーションをすることです。未来に向けての行為なので過去の統計的データ、世の中の平均値を基礎として設計を進めることになります。そのため、往々にして「あなたのための」の視点から離れてしまいます。

情報を一般化(統計を使って平均化)してネットで共有する形が多くなり、情報過多の環境では、独立系のファイナンシャルプランナーと「オーダーメイド」でライフプランを作成する価値は日々増加していると感じています。

ライフプランの前提として、個人の生き方や価値観を織り込んだライフデザインが必要です。ライフプランを実現するためには、お金の対応をしっかりと数値化した戦略、戦術を備える必要もあります。

さて、あなたの働き方の過去、現在、未来に視点を移してみると、この働き方一つとっても過去は人生を3ステージくらいに区切ってプランをしていくことが通常でした。しかし、このモデルは崩れつつあると言えます。働く期間が長くなる、働き方が多様になる、多くの職種を兼務する、さらには個人のスキル、健康などの無形の資産価値に着目されるようになりました。このような時代の変化に敏感に対応している「オーダーメイドのライフプラン」は必携の人生地図になってくることでしょう。

不動産、金融資産などの有形資産+あなたの経験や知識の蓄積、人的ネットワークなどの無形資産を含めたオーダーメイドのライフプランを作成し「シナリオ化」することにより、このプランの実効性を高めることができるます。

これを実現するのが、DI-T's FPのサービス「オーダーメイドライフシナリオ」です。

あなたの老後のイメージは「リッチで豊か」あるいは「生きてる残酷」どちら?

60歳で定年退職して第2の人生を選択しようと考えているあなたと一緒に見ていきます。

60-74歳まで、1日11時間は自由時間になります。(持て余しますよー)
75-84歳まではこの半分と仮定します。(いつまでも頑張らなくていいですよー)

11(時間)×365(日)×15(年)+5.5(時間)×365(日)×10(時間)=約8万時間

年間労働時間を1733時間とすると、現役の40年間の労働時間は約7万時間。
すなわち、60歳以降の自由時間は現役の労働時間総数と同じかそれよりも多いと推算できるのです。

今、あなたはご自身の老後のイメージを持っていますか?

2020年に巻き起こった新型コロナによりそれまでの時代の流れが一気に変化しました。たとえ今、老後のイメージを持っています!とお答えのあなたも、このような生活を変えなくてはいけなくなってしまった今、将来に向けこの先の30年を見据えてライフデザイン、ライフプランの見直しをするタイミングが来た、と言えないでしょうか。

冒頭に刺激的な言葉「リッチで豊か」「生きてる残酷」かは、決してあなたを驚かす目的で表現したのではなく、まさに今あなたに気づいてもらいたいことがあるという思いの表れです。

今までなんとかなってきたからきっとこれからも何とかなる!って思っていませんか?預貯金もあるし、住宅ローンの完済も見えてきたし、子どもの教育資金は保険でカバーしているから大丈夫!って思っていませんか?

実は比較的年収の高いサラリー層の方ほど、危機感が乏しく、お金に興味が薄い方が多いです。・・・だって今なにも問題ないもの!と言われます。

「茹でガエル」の法則とか呼ばれる寓話に例えられた現象に陥っていないだろうか?
(科学的検証では、温度が上がれば蓋が空いていたり、器が小さければ即逃げるようですが(笑))

コロナ禍、この大きな変化をきっかけにして資産形成、資産運用、住宅ローン、医療費、2020年の年金改正法の内容、定年後再就職、自己のスキル、知識のブラッシュアップによる無形資産の価値向上などの項目を見直しながらライフデザインを再設計し、オリジナルのライフプランを作成し、実効性を高めるシナリオを織り込み、あなただけの「オーダーメイドライフシナリオ」を創ってまいりましょう。

「老後のお金」と聞いて「不安」になる原因は・・・

2019年6月に金融審議会の報告書「高齢社会における資産形成・管理」が公表され、平均的な老後の生活資金の収支として「年金の不足を補うには2000万円の貯蓄が必要だ」という言葉が広まりました。しかし、中身を精読すると「なぜこの切り口で公表したのだろう?」と思わざるを得ませんでした。

夫が65歳以上、妻が60歳以上の夫婦のみのリタイヤ世帯の平均値でみると、実収入は約21万円、支出は26.3万円、差額は5.3万円程度になります。この数値はこの年齢の断面での差であって、これを埋める手段は、貯めてきたお金を安心して暮らすために使っていくことで埋められるのです。

私たちはさらにメディアからあおられます。「ゆとりある老後の生活費」は月額約35万円となっており、不足額は約14万円だと訴えてきます。

この差額が、この先寿命が尽きるまでずっと続くかのように。

前項の老後の労働時間の算出で仮定したように、年齢が上がると使える自由時間も減少していきます。つまりお金を使う機会も時間も減っていくのが普通です。

統計上の平均値はあくまで参考値でしかないのです。

そう言われるんなら、これ以上考えるのも「やーめよ」って思ったでしょう?それは違います。

同じ会社に勤めていて、同額の給料を得ていても、それぞれの人生、家庭の事情は様々です。老後に必要なお金は一人一人全く違い、同じものはひとつもありません。ですから周りに相談しても参考にすらならないのです。

「老後のお金は?」と問われると一様に「不安」や「恐れ」を感じてしまうのは「知らない」ということにつきます。「知らない」から情報にアクセスする場所から調べなくてはいけません。

インターネットで検索することは簡単になりました。インターネット上の情報も、この10年で351倍に膨らんでいると言われます。この情報過多の中でまったくのゼロから「わかる」状態になるまで到達するのに必要な時間はどれだけかかるでしょう。

お金にまつわる正しい知識を身につけることは、現代人の必携のスキルであることに疑いはありません。まずは、あなたの家計の見える化に取り組んではいかがでしょうか?その情報さえあれば、信頼できるファイナンシャルプランナーを選んで相談することがもっともあなたの時間をご自身のやりたいことに没頭できるという大きな価値を生むことでしょう。

「不安」をあおる情報に動じない自分になる

「定年後 30年 足りるかな、お金?!」
人生が長くなるとやりたいことができる時間が増える半面、長い老後をどう暮らすのかという不安が湧いてきます。そうなると「不安」や「恐れ」に挑む必要がありそうです。

「マインドセット」の項にそんな「不安」や「恐れ」を打ち破っていくアイデアを書いています。ぜひご覧ください。

では、具体的にはどうしたらいいのでしょうか?

これから示すそれぞれの項目は、「手段」の概要です。詳しくは、おいおい情報をアップデートしていきますね。

ここで、ご注意を。
わかった!ライフプランを作るんだな!でも今一番気がかりなのは定年後の生活にお金が足りるのかどうかが不安なんだ!だから、なにをすればいいのだ?株か?投資信託か?保険か?不動産投資か?教えろ!!!

慌てないでください。手段が先行してしまいます。

それぞれの手段を勉強するのにも時間もかかるでしょう。でもその手段を出来るようになっても、本当のあなたの問題は解決するのでしょうか?

「不安」や「恐れ」から脱するには「ちょっとやってみよう」が正解です。しかし目の前にある、またはメディアで宣伝している、あるいは世間で噂の金融商品に飛びつくのは待ってくださいね。

その行動では、単に「不安」や「恐れ」から逃げているだけの様になっていないでしょうか?

DI-T's FPでは、あなたの真の課題や問題はなにか、にアプローチいたします。
「問題の見える化」に示している「制約理論TOC」を応用した手法で、あなたと一緒に、あなたの頭にブレインダイブします。

真の課題や問題が明確に文章化できて、それをご家族など他の人とも共有することができると、自ずと優れた解決策が見つかります。その上で、その解決策を具体的に実行する計画をライフプランに落とし込みます。もちろんそこには、あなたのストーリーがあります。ライフデザインをし、真の目的を共有してストーリーを作り、最終的にそれを実現するオーダーメイドライフシナリオを創作していきます。

これがわかったら、さあ具体的にはなにを調べていくのでしょうか。

まずは、お金の「見える化」に取組みましょう。一番の基本になる「家計簿」の情報を作りましょう。今では、携帯電話のアプリで個人の資産まで連動できるようになりました。比較的手軽にあなたの家計の今を記録できます。できれば3カ月、生活にシーズン性や変動がないようでしたら、1カ月記録してみましょう。この情報が、これからのプランニングの基礎です。

実はここから期待するのは、単なるお金の記録だけではなく、使途不明金に仕分けることができる今見えていないお金がみつかる可能性があることです。これが見つかるとすごーくわくわくするプランに変貌することもあります。結構な金額になる人が多いです。詳しくは別コラムにて。

リタイヤ後の暮らしを支えるお金は、大きく分けて3つあります。

まずは国から受け取る「公的年金」です。
次に会社から受け取る退職一時金企業年金企業型確定拠出年金です。
最後に、ご自身で準備されてきた預貯金、個人年金、投資信託などの金融資産です。

家計簿の記録が進んできたら、次は、今所有している資産、負債、正味の資産を調べます。さらには、1年間の手取り収入、支出、その収支状態を確認します。

今のお金の流れを見るためにつくるのが、キャッシュフロー(CF)計算書、今の資産の状況を見るためにつくるのが、バランスシート(B/S)、いずれもご自身で作るよりは独立系ファイナンシャルプランナーを巻き込んで作っていくことをお勧めします。

適切なポテンシャルを持つファイナンシャルプランナーによるキャッシュフロー計算書は単なる数字のシミュレーションにとどまりません。あなたの将来の生き方、ご家族の暮らし方、お子様の成人までの過ごされ方などのライフデザインを反映したライフプランです。

このプランを手に入れるだけでも、あなたがご家族を守りつつ、あなたらしいワクワクする暮らし方の実現性が強烈にイメージできることでしょう。そうなれば、世の中に起きる変化がご自身のシナリオのどこに影響を与えそうか、その影響のレベルはどのくらいありそうか、ライフプランを見直す必要があるレベルなのか判断することができるでしょう。

対策もピンポイントで行うことができるようになります。変える判断基準もあらかじめ家族で共有できるのです。

世の中で起きたことが、あなたのオーダーメイドライフシナリオのストーリーにどの程度影響するのかがわかるようになるでしょう。その影響で、何が、何に、どの程度変わるのかを推定することができます。あなたはすでに、シナリオを変える判断基準を持っていますから迷うことなくファイナンシャルプランナーに相談できるでしょう。

もう余計な「不安」に動じるあなたはいません。