オーダーメイドライフ・シナリオ

このページを見ているあなたは、今こんな悩みを抱えていませんか?

  • これから30年の暮らし方に漠然とした不安を持っている。教育費、終の棲家費用などなど、お金は足りるのだろうか?
  • 会社が早期退職を募っている、応募しようかどうしようか迷っている。その選択をした場合に本当に退職後、老後の資金は足りるのかを知りたい。
  • 役職定年を迎え、自分の会社での存在価値が下がってしまったようだ。転職を考えているが、どの程度の給与をもらえようにすればいいのだろうか?
  • 定年退職してから年金をもらうまでどうすればよいのだろう。65歳まで雇用延長で働くこともできるけど、本当に65歳まで働かなくてはいけないのだろうか?
  • 独立をするのが長年の夢だが、どのタイミングでどうやって独立をすればいいのかわからない。
    定年後がいいのか、それとも早期退職して独立をしても大丈夫なのか?お金の面での心配もあるので、客観的なアドバイスが欲しい。
  • 年金の受け取りを70歳まで待つと、もらえる年金の額が増えると聞いた。自分の場合は70歳まで待った方がいいのか、65歳でもいいのか知りたい

もし、このようなお悩みを抱えているのであれば、このページをぜひ最後まで読んで頂ければと思います。

なぜなら、このページでは上記のようなお悩みを解決する具体的な方法についてお伝えをしているからです。

退職前後の人生は明確に見えていますか?

はじめまして。

DI-T's(ディーティーズ)ファイナンシャルプランニングオフィス 代表の中野 太久二 です。

このページを見ているあなたはきっと、退職を考え始めたタイミングを迎えているのではないでしょうか?

退職が見えてくると、色々なことが不安になってきますよね。

『老後の暮らしは本当に大丈夫なのか?』

『自分は何歳まで働けばいいのか?』

『残りの人生をどういう風に過ごしていけばいいのか?』

終わりが見えてきたからこそ、不安に思うことがたくさん出てくるでしょう。

2017年にロンドン・ビジネス・スクール教授 リンダ・グラットンとアンドリュー・スコットが「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」で提唱された「人生100年時代」という表現はすでに広く浸透しています。同年に厚生労働省においても「人生100年時代構造会議」が立ち上がり、経済社会システムを創り上げるための政策のグランドデザインを検討する議論が進んでいます。

あなたも幼少の頃、日曜日の夕方TV番組の「サザエさん」を楽しみに見ていたことでしょう。サザエさんのお父さんの磯野波平さんの設定年齢は54歳です。当時のサラリーマンの定年は55歳でしたから引退間近の様子を描いていました。当時の男性の平均寿命は約65歳なので現在の生物学的年齢に換算すると約74歳に相当するそうです。

サザエさん一家のようなサラリーマンと専業主婦の家庭を前提とした厚生年金制度の原型が出来てから60年あまりを経過している今、年金受給開始年齢はどんどん遠ざかり「老後」という表現自体の定義がぼやけてきています。

否応なしに今までの定年(60歳)までの働き方の常識が通用しなくなりました。高年齢者雇用安定法の改正が施行(2021年4月1日より)され70歳までの就労機会の確保を事業主に努力義務として発信されています。「定年は60歳」ではなくなりつつあります。

企業は様々な制度を作り多様な働き方に対応しようとしています。年金も70歳まで繰り下げて受給ができるようになり、長く働くライフスタイルを後押ししています。

そんな中で、残りの人生をお金の不安なく活き活きと過ごしていく為には、自分で自分の残りの人生について考え、選択をしていかなければなりません。先輩が乗っていたレールに同じように乗っかっているとそのレールが突然途切れているかもしれませんね。

しかし、自分の残りの人生をどう生きるのかの決定を自分で下すのはなかなか難しいですよね。実際に私もこれからのキャリアにおいて選択を迫られた時に大きな不安を感じました。

会社が早期退職を募集

私の場合、何が起こったかというと、会社から『早期退職を募集する』という通達が回ってきたのです。50歳の誕生日を迎える時でしたのでとても記憶に残っています。

名目は『セカンドキャリア支援制度』という形になっていましたが、会社としては人員を削減する意図で作った制度であることは明らかでした。

この出来事は、私の今後の人生を考える大きなきっかけになりました。

その通達を受けて、まずは同じ境遇にいる人と話をしてみようと思い、私は先輩と話をすることにしました。早期退職に応募するか、会社に残り定年まで働くか、さらに雇用延長の契約をするのか、どの選択肢が一番いいのだろうかということについてお互いに思うところを打ち明けました。

先輩は、定年後さらに雇用延長するという選択に傾いていたようで、実際にその選択をしました。確かにそれはその先輩にとっては良い選択だったかもしれませんが、そのケースを見て自分の中では「ちょっと考え方が違うな」と感じていました。

自分の人生は、会社に敷かれたレールに乗り続けることではないのではないか?このまま会社に残って、会社に自分の人生のハンドルを握られたままでいいのだろうか?

「本当にやりたいことってなんだろう?」

そう自問自答を続けるうちに、いつかは起業し独立してみたいという思いが深層、奥底にあることに気づいたのです。

しかし、独立するといってもどういうステップで進めていったらいいのかはわかりません。

「独立するために、本当に早期退職をしてもいいのだろうか?」

自問自答は続きます。早期退職をして、独立をした後にお金が足りなくなったりしないだろうか?自分勝手に行動してしまったら家族の生活は守れるのだろうか?独立したとして、いくら稼げば大丈夫なんだろうか?

一方で、現状を維持してその会社で働き続ける場合でも、退職後のお金に不安を感じていました。

また、年金をもらいはじめるのはいつがいいのか、65歳からなのか?70歳まで待った方がいいのか?また、どれくらいの年金がもらえるのか?そういったこともその当時はわからなかったので漠然とした不安は解消されません。

このように、悩んでしまうことが多くあり、考えを整理するのがとても難しかったのを覚えています。

このような経験をしてきたので、退職が見えた50代の働き方の悩みについて非常によく理解をしているつもりです。

不安を解消する為の知識を身につける

このように、わからないことだらけであることに気づいた私は、まずお金の勉強を徹底的に行いました。ファインナンシャルプランナーの資格を取得し・・・

  • 年金がどれだけもらえるのか?70歳まで繰り上げをしたらどうなるのか?逆に60歳から受給をする場合はどれくらいの金額になるのか?
  • 老後にはどれくらいの資金を準備したら安心なのか?
  • 早期退職をした場合や独立開業をした場合に必要な資金を正確にシミュレーションするにはどうすればいいのか?
  • 老後の生活を安心して過ごす為にはどのような考え方が必要なのか?
  • キャリアの終盤から資産運用をするとしたらどのような方法が効果的なのか?

このようなことを体系的に学び、自分の人生プランに応用して考えていきました。

残りの人生シナリオの考え方を発見

その経験の中で、大きな気付きがありました。

その気付きとは、残りの人生の働き方・お金のことを考えることに、私が今までエンジニアとして働く中で身につけた知識やノウハウが応用できるということです。

私は、企業勤務時代にエンジニアとしてプロダクト開発に携わってきました。プロダクト開発では、以下のプロセスを行っていきます。

1.プロダクト市場の調査(市場規模、他社を含めたトレンド、対象顧客の属性、顧客の経済力など)
2.プロダクト戦略の評価(強み、弱み、機会、脅威の要因分析)
3.プロダクトの商品コンセプト決定
4.プロダクトの開発リソース(人、モノ、金)の確保
5.プロダクトの開発から量産までの進捗、管理
6.プロダクトのもの作り品質管理
7.プロダクトの市場でのフォロー(サービス、苦情対応)

このプロセスを通してプロダクト開発を行うことで、成功する可能性の高いプロダクトを世の中に送り出すことができます。

私は、早期退職の話があってからはセカンドキャリアについて真剣に考え、自分のプロファイルを作成していました。その時に、退職が見えてこれからの生き方を考える際に、この「プロダクト」を「人・人生・お金」に置き換えることができることに気づいたのです。

私は、そのプロセスに沿ってこれからの人生を考えることで、お金のことに困らずに、残りの人生を活き活きと過ごす状態を実現することができるようになると確信しました。

そのプロセスを全部伝えると長くなってしまいますので、ここでは最も重要なポイントである3つのステップをお伝えしていきたいと思います。

1.「これからやりたいこと」を明確にする

まず、最初に「これからの人生で本当に自分がやりたいことは何なのか?」ということを正直に考えてみます。

・元気な60代のうちに生活をエンジョイしたい
・もう働きたくないので、年金を受け取りながら、早く悠々自適な生活を送りたい
・働けるうちは働きたいので、雇用延長制度を使って長く働き続けたい
・長年の夢であり、やりたいことがあるので早期退職に応募をして独立をしたい
・「生涯年金額」を最大にして、良い老人ホームに入りたい

このように、自分が本当にやりたいことを明確にすることがスタートです。

これがわかって初めて進んでいくべき方向が決まってきますので、まずはこの点について深く考えていきましょう。

2.現状と将来のお金の分析を行う

やりたいことがはっきりしたら、次に行うのは『現状のお金の分析』です。

お金の問題というのは、必ず人生につきまといますよね。

やりたいことがみつかっても、それをやるには、お金が必要になることが往々にして起こり得ます。お金が無いと、これらのやりたいことの実現も絵に描いた餅で終わってしまいます。

そうならないように、まずは現状のお金の分析を行います。

「本当にやりたいことを実現した場合のお金の状況はどうなるのか?」

もっと具体的に言うと、家計が赤字にならずに済むか?老後の資金が足りるのかどうか?などを見ていきます。

実際に見ていくものとしては、

・現在の家庭の収入はいくらか
・月々支払っている住宅ローンや光熱費などの固定費はいくらか
・現在の子供の教育費や、将来かかる教育費はいくらか
・これから住む住居に掛かる費用はいくらか
・家の資金、資産はいくらか
・資産運用の状況はどうなっているのか
・退職金の見通し額はいくらか
・将来もらえる年金はいくらか
・親から財産を相続する予定額はいくらか

このようなものです。

これらを全て総合的に考え、具体的に数字を当てはめながら今の財産の残高と将来のお金の動きをシミュレーションしていきます。このシミュレーションを行うことで、自分が本当にやりたいことをやっても金銭的に大丈夫なのかどうかがわかります。

もし、不安な部分が出てきたとしても、それはまだ起こっていないことなので対処法を考えることが可能です。

具体的な数字を見ていくことで『何を対策として行えば問題のない状態になるのか』ということを明確にすることができます。

3.やりたいことを実現する方法を考える

自分の本当にやりたいことをはっきりさせて、今と将来のお金の分析を行うと『到達したい将来像と、ご自身の今の状況』のギャップが見えてきます。そのギャップを解消することができれば、自分の到達したい活き活きした老後の生活や、働きがいのある働き方をする人生を実現することができます。

ここまできたら、次に考えていくのは「到達したい将来像と、ご自身の今の状況のギャップを埋めることができるのか?」ということです。

例えば自分が到達したい将来像が「退職をした後に自分のやりたいことをやりながら悠々自適に過ごしたい」という場合は、まずは、老後生活費を見積もってみます。

老後に必要な生活費というのは、人によって違います。

・元気な60代のうちに、年に2回くらい海外旅行に行ってエンジョイしたい
・都会の生活から離れ、田舎に移住して、のんびり暮らしたい
・家族に迷惑をかけたくないので、良い老人ホームに入りたい

このようなことを考え、

「自分の場合はどれくらいの生活費が必要なのか?」

ということを明確にします。

巷にある平均値を使っても、あなたの状況を見える化することはできません。

そして、そこから将来もらえる年金の受給額を差し引いていきます。

年金の受給額を差し引いた結果、プラスになる場合は家計に問題はありません。場合によっては、年金受給を60歳に早めて早期退職をすることも視野に入ってくるでしょう。もし年金の受給額を差し引いた結果、マイナスになる場合は対策を考えていきましょう。

考えられる対策としては

・無駄な出費をカットして家計を改善する
・年金をもらう時期を遅らせて受給額を増やす
・税制優遇を受けられるiDeCoやNISAなどの制度を活用した資産運用を考える

このようなものがあります。

このような対策を行うことで必要な老後の生活費をカバーすることができれば、『退職をした後に自分のやりたいことをやりながら悠々自適に過ごしたい』という夢を叶えることができるようになります。

また、別の例として「早期退職をして独立し、自分の夢を叶えたい」という場合を考えていきましょう。この場合でも、最初にやることは同じです。

老後に必要な生活費を計算し、そこから将来もらえる年金の受給額を差し引いていきます。

そして、その結果を見ることで、『独立をしてどれくらいのお金を稼げばいいのか?』という目標金額がはっきりします。

例えば、その金額が20万円となった場合、月に20万円以上稼ぐことができれば自分の理想とする生活を実現することができます。20万円という数字はあくまで例ですが、このような数字であれば今まで蓄えてきた知識、経験、技術、技能などを生かしながらどんな仕事ができるのかをイメージしやすくなるはずです。

こうして、実現したい将来像と、お金の目標を明確にしていくと、自分の夢を叶える手段についてより明確に考えていくことができます。

専門家の目線から残りの人生の選択をサポートします

上記のプロセスを行うことで、これから先の人生を活き活きと過ごすことができる道を見つけることができます。立ち止まって考えることで、今まで頭にはなかったけど本当にワクワクする選択肢が見つかるかもしれません。

残りの人生を現状維持のまま過ごしてそのまま老後を迎えるよりも、心の底から楽しいと思えるような道が目の前にあって、その道を進んでいける人生の方が絶対に良いですよね。そっちの方が、自分の人生を振り返った時に『自分の人生はこれで良かった!』と思うことができるでしょう。

その道というのは、人によって全く違ったものになるはずです。例えば・・・

・独立開業をして自分のやりたいことにチャレンジをする

・早期退職をして、趣味に没頭する人生を送る

・働けるうちは働いて、世の中に貢献しながら余裕を持って老後を過ごす

このように、考え方や価値観によってワクワクする道は違います。

上でお伝えしたプロセスで残りの人生について真剣に考えれば、自分にとってベストな道を見つけることができるでしょう。

しかし、このプロセスをすべて自分で調べて、考えて、決めて、実行することは難しいと感じるかもしれません。自分だけで考えると、自分の枠の中だけで考えてしまい現状を変える為にアイデアが出ないということもあり得ます。

また、お金のことをしっかりと考えることも必須になります。お金のシミュレーションでミスをしてしまうと、老後の生活が苦しくなってしまう可能性があります。老後を迎えた後に十分なお金が手元にないことに気づき、生活レベルを落とさなければいけなくなってしまうのは嫌ですよね?

なので、しっかりと退職までと老後のお金のことがわかっている専門家に分析をしてもらった方が、お金の面での安心感が得られるはずです。

そこで、私は退職が見えてきた方を対象に、これからの人生の選択肢を整理し、お金のシミュレーションを行って金銭面での裏付けも提供する『オーダーメイドライフ・シナリオ』というサービスを提供しています。

オーダーメイドライフ・シナリオとは?

オーダーメイドライフ・シナリオとは何かを簡単に説明すると・・・

1:最初に、これからやりたいことを明確にして具体的に数字を当てはめ、
2:次に、今の財産の残高と将来のお金の動きをシミュレーションして、
3:最終的に、安心してやりたいことに没頭できる方法を考える

上記の3ステップを経て、あなただけのオーダーメイドで残りの人生のシナリオを作っていくというものです。

このシナリオを手に入れれば、あなたが本当にやりたいことに取り組み、ワクワクしながら毎日を過ごすことができるようになるはずです。金銭的な面でも裏付けができるので、「老後のお金は大丈夫だろうか?」と漠然とした不安を抱くこともなくなります。

「オーダーメイドライフ・シナリオ」は、3つのステップで構成されています。

それでは今から、各ステップの詳細についてお話をしていきたいと思います。

ステップ1:本当にやりたいこと明らかにする

① あなたの「本当に到達したい状態」を書き出します。

これから20年、30年後をイメージしてみます。
それはあなたが「心踊るイメージ」であることが大切です。
あなたはどういったものに心躍りますか?
あなたはどんなライフスタイルを手に入れたいですか?
あなたはどんなものにわくわくしますか?
あなたはどんな自分でありたいと思っていますか?

という問いかけについて考えていきましょう。

あなたは
「どこに住んでいたいのか」
「どんなライフスタイルをしていたいのか」
「どんな人と一緒にいたいのか」
「どんな考え方を持っていたいのか」
「どんなことに取り組んでいたいのか」
などを一緒に考えて文章にしていきます。


② あなたの到達したい状態に対して、ご家族とお話ししながらご家族それぞれの到達したい状態を共有し向かいたい将来像を描いてみます。

あなたの到達したい状態をご家族と共有してみてください。

切羽詰まって、突然言われると「なんで今言うの?」「そんなことを考えていたならもっと早く言ってくれればよかったのに!」「私の将来はどうしてくれるの?」という出会いたくない未来が想像できますよね。それは想定できるので、是非回避しましょう。

人は、一人で生きていません、特にご家族との共生があってのあなたの存在でもあるのです。あなたのやりたいことが独りよがりでは実現出来ても決して満足感は得られないでしょう。

ご家族も一個人です。それぞれが考えて共有してみると自分だけでは考えもしない環境、人とのつながりへと拡張、発展していくものです。それは、大きくあなたの未来を変えるほどの力があります。

③ それぞれの到達したい状態は、どのくらい重要か、そして今どのくらい優先したいと思っているのかを一緒に考えてみます。

ここまで整理ができるてくると、それぞれの目的、目標、到達したい時期、優先順位が分かってくると思います。ご家族との調和も生まれてきます。お互いが協力してコトにあたる心構えも生まれるでしょう。


④ ③の重要さや優先順位を見て、仕事をしないで年金と貯蓄で悠々自適な生活を送るのか、働きがいのある働き方を検討していくのかなどの方向を見つけ、それぞれが「上手くいっているという状態」を判断する規準を共有します。

ここから即行動!ではなく、もう少し考えて見たいと思います。
それは「どうなったら目標を達成した」と判断できるのか?という規準についてです。

多くの目標設定のワークには、この合格基準が曖昧なことが多いです。
例えば、「収入を月収100万円にする。」という規準を設定したとします。この規準から逆算して「月収100万円になったら設定した目標を達成したと言い切れるのか?」と考えてみます。

「目標は数値化しろ!」「数字で管理しろ!」「数字は嘘をつかない!」と言われることが多いです。しかし、その「数字の価値」と「目標」との繋がりがなければほとんど意味はありません。「老後資金に2000万円が必要!」と言われて久しいですが、2000万円あったらあなたの老後の暮らしは満足ですか?きっと「お金はあればあるほどいい!」「そもそも2000万円なんて無理でしょ!」とかの感想が浮かんでくるのではないでしょうか。

これらのプロセスを歩み、本当にやりたいこと、実現したい将来像を明確にしていきます。それができれば、現在抱えているもやもやしたこと、これからの働き方のことや老後の生活のことをよりクリアにすることができます。

これらを考えていくためのとても優れた手法があります。それは、制約理論TOCと呼ばれる考え方です。
イスラエル人物理学者のE.M.ゴールドラット博士が1974年に開発し、1984年にゴールドラット博士が出版した「The Goal」で、理論体系が公開されています。

基本的な手順は、不安なこと、よくわからないこと、課題に対する制約条件を見つけます。そのボトルネックに集中してその能力を向上することで成果に導く包括的な経営改善の哲学であり手法です。この手法をライフプランに応用して速やかに課題解決を図ります。

ステップ1が具体的にどのように進むのかをより詳しく知りたい場合は、下記の具体例をご参照ください。

ケース1-①:ステップ1で人生の目的を見つけた方

ステップ2:現状と将来のお金の分析を行います

以下の様な情報を可能な限りお伺いし、現金の流れと将来のお金の見通しを作ります。

① 世帯主、配偶者の情報(性別、年齢)
② お子さまの状況(性別、年齢、教育計画(公立か私立か)
③ 現在同居中のその他のご家族の人数
④ 世帯主、配偶者の職業
⑤ 現在の家庭の年間手取り収入(給与収入、不動産収入等)
⑥ 退職予定年齢
⑦ 見込み退職金額、退職時の返済予定の有無
⑧ 一時的な収入(贈与金、土地売却代金など)
⑨ 年間の生活費(参考値情報あり)
⑩ 住まいに掛かる費用(月額)
⑪ 一時的な支出(自動車、家具、電化製品、旅行、家屋修繕等)
⑫ 生活の重視する消費
⑬ 消費に対するご自身のタイプ(選択式)
⑭ 老後の生活費(予想年間生活費)(参考値あり)
⑮ 年金情報(世帯主、配偶者)
⑯ 老後の生活での自由時間にしてみたいこと(選択肢あり)
⑰ 老後の予定(働き方、生活拠点など)
⑱ 住宅の購入(購入予定時期、予定額、自己資金、住宅ローン年間返済額、完済予定時期、現在の家賃・地代)
⑲ 貯蓄額・借入金額

診断の結果は、下記のようになります。

退職した時にどれくらいの資産残高になるかや、退職して10年後、20年後はどうなるのか等の情報が、具体的な数値で出てきますので、将来のお金の流れについて明確なイメージを持つことができます。

キャッシュフロー表イメージ

上図は、キャッシュフロー計算書の結果の一例です。各グラフの示す内容を上から順に紹介します。

現預金の額の推移

今後の現預金の額がどのように増減するかをシミュレーションした結果です。生涯に渡って0を下回らないことが理想です。

年間収支の推移

支出から収入を引いた額を毎年計算した結果です。0以上なら収入の方が多い黒字家計を、0未満なら支出の方が多い赤字家計であることを表します。

各年の収入の内訳

生涯に渡る収入状況が確認できます。現役時代と老後でどれくらい収入に差があるかも確認できます。

各年の支出の内訳

生涯に渡る支出状況の確認ができます。色の面積の大きさから人生で何に多くのお金を使うのかがわかります。節約を考える時の参考になるでしょう。

また、下記のように様々なパターンでシミュレーションを作ることも可能です。

  • 退職の年齢を早めたらどうなるのか?
  • 定年後に雇用延長で70歳まで働いたらどうなるか?
  • 配偶者が早めに仕事を辞めたらどうなるのか?
  • 年金の受給を60歳、もしくは70歳からにしたらどうなるのか?

年金の内容や税と社会保険の負担の増加の影響や年金の受給開始年齢の繰り下げのし過ぎで損をしてしまうケースなどについても詳細に確認しながら考えていくことができます。

ただこちらのキャッシュフロー計算書については、なかなかどのようなものか想像することが難しいと思いますので、イメージを掴む為に簡易シミュレーションを用意しました。

このシミュレーションをご利用頂くことで、このステップでどのようなことができるのかを体感できるようになっていますので、ぜひご活用下さい。

ステップ3:現状と理想のギャップを埋める方法を考えます

ステップ2を行い、お金の分析を行うことで、現在の立ち位置を明確にすることができます。

そしてステップ1で明確にした『自分の本当に到達したい状態』と照らし合わせ、現状と理想のギャップを埋める具体的方法を金銭的な裏付けをしながら考えていきます。

例えば・・・

年金の受給を何歳から開始するのか?

独立開業をする場合は、何歳までいくら稼げばいいのか?

今まで築いてきた財産をどのように切り崩していくのか?

今ある資産からお金を生み出す為にどのような資産運用の戦略を立てればいいのか?

など、複数の選択肢の中からあなたの到達したい状態になるために最適な組み合わせを見つけ、あなただけのオーダーメイドライフシナリオを作成していきます。

それができれば、これから30年、安心して活き活きと人生を過ごすことができます。

ステップ3が具体的にどのように進むのかをより詳しく知りたい場合は、下記の具体例をご参照ください。

ケース3-①:ステップ3で独立起業に向けて動き出した方

ステップ1までは無料で行っています

オーダーメイドライフシナリオは、ステップ1までを無料で行っています。

なぜ、無料で行っているかというと、

『退職が見えてきた世代の方々に、一人でも多く安心して活き活きと暮らしてほしい』

と考えているからです。

先日、役職定年を迎えた56歳の後輩と話す機会があったのですが、彼はこのような悩みを打ち明けてくれました。

「役職定年になり、会社の自分の立場や役目がよくわからくなってしまった・・・このまま会社にしがみつくことがよいのか、早期退職を考えておくべきなのか、それとも独立した方がよいのか、自分で考えても答えが出ない。自分ができることが本当にあるのか・・・」

・・・打ち明け話は続きました。話を聞いているうちに、『私が提供しているサービスを利用してくれたら、悩みを解決して退職までの人生をもっと活き活きと過ごすことができるのに・・・』と強く感じました。

私に近い年齢のバブルシニア世代の友人には、似たような悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。さらに、これからの働き方や退職の時期について相談をする相手がおらず、「本当にこのままでいいのだろうか?」ともやもやとした悩みを抱えたままになってしまっている人がほとんどです。

そういった方を一人でも多くサポートするため、まずは気軽に相談ができるようにしています。苦手な課題の解決時間を手放し、ありのままの自分の時間を増やしてください。

これが、私がステップ1を無料で行っている理由です。

料金について

上でお伝えした通り、オーダーメイドライフ・シナリオはステップ1までは無料で行っています。

予約制の無料zoom等相談にて、お話を伺いながら、あなたの本当にやりたいことは何かを見つけていきましょう。このステップ1を受けることで、現在抱えているもやもやしたこれからの働き方のことや老後の生活のことをよりクリアにすることができます。

無料のオーダーメイドライフ・シナリオ、ステップ1により見つけた、やりたいことを実現するために具体的な行動を起こそうと考えていただける場合は、オーダーメイドライフ・シナリオ、ステップ2に進んで頂きます。

あなたのご納得をいただけるまで、有料のシナリオ検討への営業は致しません。

ステップ1の面談をした結果、次のステップに進んでいきたいと感じて頂いた場合にのみ料金を頂くことになります。

ステップ2とステップ3を行うことにより・・・

  • 今の財産の残高と将来のお金のシミュレーションをしてお金の目標を明確にすることができます
  • これからやりたいことを実現するために準備し行動することは何かを明確にできます
  • 将来のお金の心配をなくして、やりたいことの目的、目標、優先順位、達成時期を明確にできます
  • 安心してそれを実現することに没頭できる時間を確保する方法が見つかります

このような結果を得ることができます。

想像してみてください。漠然とした将来への不安や、キャリアの終盤でのもやもやした気持ちを解消し、『自分が本当にやりたいこと』に向けて毎日を生きることができるとしたらどうでしょうか?

きっと、残りの人生を存分に楽しむことができるでしょう。

その状態を実現する為のサポート行うのが、オーダーメイドライフ・シナリオのステップ2とステップ3です。残りの自分の人生をより幸せに生きることができると考えると、56,100円(税込)という料金は決して高くないと思います。それ以上の価値をきっと受け取っていただけるはずです。

相談方法について

DI-T's FPオフィスでは、基本的にはZoomによるオンライン相談を主体に承っています。ご要望がある場合は、その他のオンライン会議ツール(Teams、Skypeなど)も利用可能です。オンライン相談についての詳しいご案内はこちらのページをご覧ください。

オンライン相談にすることにって、移動の時間ロスをなくしたり、ご夫婦一緒に相談がしやすくなったり、プライベートな書類を持ち出すストレスがなくなったりというメリットがあります。

一方で、DI-T's FPオフィスは、感染症対策を完備しておりますので、お客様のご都合により静岡県浜松市の事務所での直接面談もお受けいたします。お話を伺いながら、オーダーメイドライフ・シナリオの検討を進めてまいります。  

相談の流れについて

まずはご予約ください

個別相談の時間は、下記のリンクから相談予約カレンダーページに進んで頂き、ご都合の良い日程を選んだ上でご予約の手続きをお願い致します。

相談予約カレンダーページはこちら

※日程が合わない場合はご希望の相談日時をご記載の上、お問い合わせフォームでお問い合わせください。

お急ぎの場合は、お電話にてご予約を承ることも可能です。

電話番号:053-571-6709

お電話を頂きましたら、ご相談を承る手段と日時を相談の上確定していきます。

ステップ1の面談

相談の日時になりましたら、ステップ1の面談を行っていきます。ステップ1は無料で行います。

時間は60分〜90分程度で行なっていきます。ただ、相談の内容によっては90分を超える場合もありますので、お時間には余裕をお持ち頂けますと幸いです。

特に事前にご準備していただくものはありません。配偶者がいらっしゃる場合は可能な限り同席を頂ければと思います。

ステップ1ではあなたが本当にやりたいことは何か?を一緒に考えて明らかにします。本当にやりたいこと、実現したい将来像を明確にすることができれば、現在抱えているもやもやしたこと、これからの働き方のことや老後の生活のことをよりクリアにすることができます。

ステップ1の相談が初回で収まらない場合は、次回のご予約をいただければ継続して面談の対応をいたします。

ステップ1を受けて頂いた後、ステップ2・3の説明を行います。その説明をお聞き頂いた上で、先に進む場合はステップ2に進んでいきます。もしステップ1でご満足頂けた場合はそこで終了となります。

(希望される場合)ステップ2・3の面談

ステップ2では、お客様の現状と将来のお金の分析を行います。このお金の分析を行うことで、現在のお客様のお金にまつわる立ち位置を明確にしていきます。

そしてステップ3では、現状と理想のギャップを埋める方法を考えます。ステップ1で明確にした『自分の本当に到達したい状態』とステップ2の分析結果を照らし合わせ、現状と理想のギャップを見える化します。その後現状とのギャップを埋める具体的方法を、お金に関する施策の選択、実行などの裏付けをしながら一緒に考えていきましょう。

この検討は、お客様、DI-T's FPの双方が納得できる着地点が見えるまで継続して面談をいたします。ご自身で深く考える時間も必要になることでしょう。その時間を取っていただいた後、会話を再開したい場合もご予約をいただければ面談をいたします。

よくある質問

  • 何が問題なのか言葉にできないかもしれませんが大丈夫ですか?

    ご心配は要りません。こちらから質問をしていく形で面談を進めて行きますので、その質問にご回答をして頂ければ大丈夫です。会話をしながら気づくと言葉になっている状態に導いて行きますのでご安心ください。

  • お金に関する知識がありません、ついていけますか?

    すぐに「お金」の話には入り込みません。一緒に様々な視点を学んでいくステップを踏んで、ご理解を深められご判断をしていただけるようにご案内いたします。また、お金に関する専門知識は必要ありません。わかりやすい言葉で、理解できるように説明をしていきますので、ご安心を頂ければと思います。

  • 事前に、自分でやっておくことはありますか?

    ございません。まずはお気軽にステップ1にお申し込みください。その後にご検討していただくものがあれば、面談時にお伝えします。

  • 家計の状態について、批評などされませんか?

    批評、評価はいたしません。お客様と同じ目線で現状を把握させていただきます。今までの家計には、失敗はありません。ご安心ください。現在から将来を見通して一緒に考えてい来ましょう。

  • 相談には夫婦で同席した方がよいですか?

    ご家族の皆様と一緒にご相談、ご検討を進めていただけるとよりよいと思います。それぞの方の価値観のすり合わせもしていけるので是非ご同席をご検討してみてください。ただし、どうしても都合がつかない場合はお一人での面談でも問題ありません。

  • ステップ1まで、本当に「無料」でやっていただけるのですか?

    ステップ1までは無料です。ステップ1で終わる場合は一切お金はかかりませんのでご安心ください。また、無理な押しつけや売り込みも致しませんのでその点もご安心ください。

まずはステップ1を試してみて下さい

オーダーメイドライフシナリオにご興味を持って頂けましたら、まずは下記の相談予約カレンダーもしくはお問い合わせフォームより面談の予約を頂ければと思います。

繰り返しになりますが、ステップ1までは無料で試すことができます。オーダーメイドライフ・シナリオのステップ1を受けて頂くことで、自分がどんな方向に向かって残りの人生を歩んで行けば良いのかを明確にすることが可能です。

それができるだけでも、あなたの人生は大きく変わるかもしれません。少なくとも、自分の人生をより良くする為のヒントを得ることができるでしょう。

まずは、ここから相談の予約をするその一歩があなたの将来に光を灯すことになります。あなたからのご連絡をお待ちしています。